雲蝶さんは本成寺に床の間に置く作品を残してくれています。それらの作品は手が届く近さで鑑賞できます。
下の作品は蓮如院にある『柿の実を持つ猿』です。残念ながら手に載っているはずの柿の実は失ってしまいましたがやや上を見ている表情は何とも言えぬ微笑ましいものがありますね。体全体もふっくらとしてゆったりとしたものを感じさせてくれています。江戸時代に動物園などありません。どこで猿を見たのでしょう。観察する機会はそんなになかったでしょうが見事に彫りあげています。

コロナウイルスが去りましたらぜひおいでいただき鑑賞してみてください。
申し込み先 角田道雄 TE 0256-33-1754
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